寝坊の功罪

2009年07月29日(水)20 : 05 : 37
中年の眼にも涙 (1974年)中年の眼にも涙 (1974年)
(1974)
田辺 聖子

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寝坊してしまった。
30分程の事で十分間に合う慌てる事もない。
電車では座る事は出来ず立っている。

当店の近くで大阪大空襲で焼けるまであった写真館が田辺聖子の実家である。
その田辺聖子の古い小説「中年の眼にも涙」を読んでいる。
どうして女がこんなにも男の悲哀を理解できるのか驚きながら読んでいる。
家庭に対する責任と憤懣、女に対するいつまでも新鮮な男心、
物事へいつまでも抱く憧憬と童心などを、明細に表現してゆく。
男でも自分の気持ちをこれ程に表せないかもしれない。
それが、田辺聖子の大々作家たる所以か!
とか思いながら読んでいると、あっという間に終着駅。

少々急ぎ気味の足取りで階段を上る。
いつもの事、二段ずつ昇って行く。
駆けてる訳でもなく、急いでる訳でもなく、
ただ一段ずつが面倒臭なだけ。
一段が何となく歩幅が合わない。
足が長い訳は無い。
ただ、歩幅が少し大きいかもしれないし、
二段ずつ登る方が楽だし、軽快な気分になる。
地下を走る阪神電車の尚下を走るJRは、地下深い。
よほどしんどい時はエレベーターを使用する。

このラッシュ前にエレベータが止まっている。
変だなと思いながら、地上へ、
そこにはエレベーターのメンテナンス会社の方二人と、
途方に暮れる駅員がいた。

多量の水で濡れた地面と、
流されずに残っている何か(-_-;)

朝から、気分良いものを見たのではないらしい。
寝坊の罠か、ウニを独り占めした罪か(_ _|||)

ほんだらまた。
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