気持が沈む

2009年08月26日(水)11 : 59 : 17
オイディプスの刃 (ハルキ文庫)オイディプスの刃 (ハルキ文庫)
(2000/06)
赤江 瀑

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青みをおびた地鉄の肌に異様なうるおいが立ち戻り、忽然と霞をはらった白刃が闇の地にのた打ちはじめ、逆さ乱れの刃文のなかに華麗な匂いが足をさしのばした逆丁子乱れ刃の『次吉』は、睡れる獣が眼を醒ましひと揺れ全身を揺さぶって身を起こした、という感じがした。

ってどういう感じやねん(-"-)

形容修飾花盛りの文章が続く。

映画化もされてるし、ドラマはどうかな?

両親が子供たちの犯した過ちの真実を知ることなく、真実を隠すため自殺する。
そして三兄弟がそれぞれに抱えたトラウマを消化させてゆくストーリーだが、結果的には全て死がトラウマごと飲み込んでしまう。

「耽美」とか「力強さ」とか「幽玄さ」の同居した「緻密」な作品ですなどが、大方の書評のようです。でも耽美ってどんな事だよ。よむたんびに調べてまうわ。幽玄、緻密?ホラーか(-"-)

でもあれほど形容し尽くしてた文章に嫌味がないし、意味も分からない形容詞を見ても何となく意味が分かるのは、なるほど知らない人が居ないほどの作品なんだろうなと思う。

おどろおどろしく、人間の暗部を描いた怖い作品でした。
店長にはホラーよりホラーな作品です。
その中で端役のツトムが正常で気持ちの良い人間で、読んで暗くなった気持ちを救いだす。

店長はもっと爽快な明るい小説を読んだ方が身のためだな。


ほんだらまた。

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