人生の黄昏に・・・

2011年06月28日(火)13 : 26 : 56


◆著者略歴◆高任 和夫
1946年、宮城県生まれ。東北大学法学部卒業。三井物産入社。1983年「商社審査部25時」を発表。以降、作家とサラリーマンの二足のわらじを履き続ける。1996年、50歳を機に、国内審査管理室長を最後に三井物産を依願退職。作家活動に専念する。近著に、「架空取引」「転職」「密命」「仕事を愉しむ」「粉飾決算」「幸福の不等式」など。

企業やサラリーマンを描いた小説は清水一行さん城山三郎さんと高任さんが、
読んだ中では好きだな。
それぞれに特徴はあるが、高任さんの描くサラリーマンは運がなく現実的だ。
能力があるにも関わらず出世から外された50歳前後の男性三人。
それぞれの目線から、物事の的確な判断を見せてゆく。
実力の伴う責任感と使命感、故の疎外感と遣る瀬無さを描く。

最後の章で三人が集うスナックの在日 韓国 人のママと、
その男たちの一人でママの愛人の男との不思議なやり取りがある。
女房を無くし、娘も嫁ぎ、会社を早期退職し法律雑誌に原稿を書いている。
その男に 黒猫 を飼えと提案する。
結論は男は黒猫を飼うのだが、
ママに何故猫を飼えと言ったのかと問う場面がある。

その答えが、以下の返事だった。
「ねえ、もう少しだけ生きて・・・・・。もうちょっとでいいわ」
この男が死にたがっていた事をママは見抜いていたのだ。
ここで読者も、何気なく表現されていた男の言動に気付くことになる。

見事だなこの話、このママいいな。
では問題、何故宅急便みたいに 黒猫 だったのか、
どちらかと云えば、不運の象徴のような 黒猫 だが・・
三毛では白では虎 では何故いけないのだろうか?

ほんだらまた。
店長 ♪ の気持ちは、
誰も、家族すら気付いていない。

だから、
誰も、猫を飼えと進めない。

店長 ♪ も猫を飼えば・・・

では、きっとまた。
本を一服 | Comments(6) | Trackback(0)
Comment
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こんばんは
リアンさん、詩人ですもんね~

カッコイイww
こんばんは
企業系の小説、読んでなくてごめんちゃい.+:。(*≧∇≦*)゚.+:。
わたしは専らハードボイルドか社会派ミステリィで・・
あとギャグ系ww
なんせ恋愛アレルギーなものでww
みんな、わたしに騙されている~~(*^▽^)/★*☆
お笑い見て、お腹抱えて笑ってるよ、たいがいww
清水一行さんのは昔読んだな。城山三郎さんは有名だよね、読んでないけど。わたしは読書マニアってくらい本を持ってるし。書くのも好きだし。活字中毒ってやつかな??でへっ!
クロネコ
sayu ♪ さん

カッコイイ!それもありですね(笑)

韓国では黒猫は幸運の象徴らしいです。

おぉお♪ローラ♪
出来れば猫のいる生活がいい
sayu ♪ さん

一応ペットOKのマンションなんですが、
女房は、そうとうな猫嫌いです_| ̄|○

庭で畑を耕しながら犬や猫と暮らせれば幸せかな!?
No title
店長 ♪さん、こんにちは(^▽^)/

なぜ黒猫かと言うと・・・

カッコイイからで~すo(*^▽^*)o~♪

私の今までの経験からすると
三毛と虎は気が強いですよ~
ローラさん、気が強くて私が怒ると逆切れして飛び掛ってきますよ
白とか黒は穏やかですよ~
うちにいた猫のことですけどね。

ローラさんが来る前にいた白猫のミイはとても穏やかで引っかいたり噛み付いたりしなかったです。
猫じゃなみたいだったわ。

ローラさんは、そばにいると傷だらけになります。

あっ、傷だらけのローラだ!

店長 ♪さん、猫飼いますか?(*^-^*)

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