美術教師

2009年08月30日(日)17 : 00 : 47
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インドのお土産を持って来たのは東大阪の中学美術教師だ。

先年までインディーズのボーカルでちょっと素直でちょっと生意気なカッコイイロッカーだった。

登りつめることなく挫折するのは至極当然だが、
デビューを疑うことなく、それに気づくまで熱を帯びるのも極当然だ。

それに気づいた時に進むか引くかが重要になる。
先が無い事がわかって進んだ時はみすぼらしいし、
かといって、引いた時にはまたやましさが付きまとう。

教師は引いた。
応援してもらった人への、申し訳なさと恥ずかしさを背負って。

あわよくばデビューすれば良いと応援していたが、応援するのはこの教師の人生そのものだ。
ロッカーの道も、挫折と呼んでよいならその挫折も、次の美術教師の道も、すべて含めて応援する。それが応援と云うこと。

当店を重用する神戸のカメラマンや某の友達が来店し、日曜(先週の)にしては慌ただしい店が一段落するのを待っていた教師に、話すともなく話したことだが、何とも云えぬ顔をうつ向け「わかるわぁ」と一言呟いた。

店長は、その教師に初めて自分が役者を志し挫折している事を話した。
人が羨み歩まぬ道を歩んだ教師は、教師らしくなく上手に人を導くだろう。

時折やってきて写真をプリントする。
そこには希望に満ちた生徒たちを捉えている。

さあ未来を夢見て選挙に行こうっと。

ほんだらまた。
芸能論のたまう | Comments(0) | Trackback(0)
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